目次
BMCメイキング
BMCメイキング=ビジネスモデルキャンバス
イノベーション=革新
ビジネスにおいてイノベーションは非常に大切であり、イノベーションは大企業よりベンチャー企業から生まれやすい。
なぜか?例としてコンビニを活用したサービスを開発しよう。その際、セブン・ローソン・ファミリーマート?まずどこを活用したサービスにするか普通なら選択肢がある。しかし、これを伊藤忠商事だとどうなるだろうか?まずファミリーマート一択でビジネスの展開を考えなければならない。(伊藤忠商事の子会社がファミリーマートなため)
このように大企業は多くのしがらみがあり、革新的なことをすることが難しいのだ。
ビジネスモデル
ビジネスモデルとは価値の提案を行うことで供給目線(あなた)需要(お客様目線)で考えていく必要がある。
このようなフレームワークで価値提案していこう。
順番としては下記の手順で行う。
顧客セグメント
ここではセグメントを絞っていく。居酒屋・アルコール市場で考えてみよう。今までならターゲット層で30代 会社員 男性・20代 会社員 女性といった様にターゲットで絞っていたと思う。ここは正直どうでもいい!
アルコール市場のセグメントと
・日本酒が欲しい
・ワインが欲しい
・ビールが欲しい
ここから絞るのだ。市場の中にあるニーズをセグメントすることが重要になる。例えばワインは欲しいニーズに絞りワイン専門barにする。
仕入れでも専門性を持たせることで仕入れを安くすることが可能になる。ビール・日本酒の仕入れ分がワインにいくため、大量発注可能。
しかしここで気を付けて欲しい、このセグメント=お客様のニーズを誤ると、もちろん全て失敗するのだ。
お客様のニーズとは
セグメントするのに上図の様に自分の思い込みから「ここならワインが好きそうな人が多そうだな」から次にお客様のニーズ「どんなワインを提供する店がいいかな?」と考えていくと事業は失敗してしまうことになる。これが要するに自己満の起業なのだ。
まずはお客様のニーズは何なのか?ここを明確にお客様目線で考える必要がある。
ニーズが生まれる=何かに不を持つことで生まれるのだ。
皆さんよくこう話してないですか「があったら絶対ビジネスになるね」これじゃダメ!
「があってそれに対しての不を持っている人がいるから改善したらビジネスになるね」これが正解だ。
それではこの不について洗い出していこう。
まずは上の図に沿って自分の時間で不を感じる時を洗い出していこう。次に通勤・仕事・職場の時間で感じる不を洗い出していこう。
その次にこの不に共感してくれた人数を出し、その共感した人の特徴を洗い出していこう。
ここで洗い出した参考例で進めていく。
通勤が満員電車で不満がある。それを解決するためにバス通勤事業を検討した。
POINT:不の中のジョブを明確に細分化=本当の不を見つけろ 満員電車で不満で終わっていては本当の不にたどり着けない。
満員電車30分 空のバス1時間30分どっちに乗りますか?そう根本の原因はまだありそうですね。
原因
・時間が非生産性でもったいないから
・パソコンを開いて仕事ができないから
・朝食が取れないくらい朝は時間がない
・満員過ぎて乗れなかったりするから
・通勤時間に寝たり趣味をしたいから
解決に導くには?
・予約席で座れる
・コンセントがある
・寝れる安心感
・移動の心地よさ
・朝食付き
まとめ
通勤が満員電車で不満がある。それを解決するためにバス通勤事業を検討した。
①顧客セグメント・・通勤時間を非生産時間だと感じている人
②顧客への提供価値・・予約席・朝食付き・居心地・コンセント設置
③チャンネル・・福利厚生サービスとして法人向け利用
④顧客との関係・・顧客へのご案内電話
⑤収益の流れ・・一般広告(電車吊革・バス・看板・ポスティング)
⑥リソース・・朝に時間を取りコーヒーを飲む文化の定着での長期的リテンション(既存顧客の維持)獲得
⑦主要活動・・法人への提携契約によるオフィスネスレの販売チャンネル獲得
⑧パートナー・・MKタクシー・ネスレ等
以上

渡辺 祐司

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