目次
ビジネスモデルとは
一言で経済的自由に最短でなる方法です。
1万円札の価値は1万円ですよね?それでは毎月100万円を作ってくれるプリンターは何円で売れるでしょう?
プリンターの耐用年数は約6年6年間で約6000万円作れる可能性がある。すると6000万円の価値が付くのです。
ビジネスモデルとは100万円を作るプリンターをどうやって作るか?ということになります。
これが1番最短でお金持ちになる方法です。その中でも重要な誰に何を提供するのか?をメインで解説していきましょう。
ビジネスモデルの考え方
誰とは?
収益の蓋然性(その事柄が実際に起こるか否か、真であるか否かの、確実性の度合。)=その人はいくら払える人なのか?ということです。
客単価=市場価値では絶対失敗する
それでは説明していきましょう。
固定費と変動費は分かると思います。これをまずグラフ化していきます。
PPC(顧客一人当たりの利益)の算出
500円のコーヒーを売る際のPPCを算出していきましょう。
SPC:顧客一人当たりの売上 500円
CPC:顧客一人当たりの費用 50円
PPC:顧客一人当たりの利益 450円
BeP(損益分岐点)の可視化
売上-コスト=0(BeP)損も利益も無しの点がBePと言います。
ここで今月は何万円の売上を目指そうとかにするから失敗するのです。行動で管理していくことが重要です。ここで言うと何杯のコーヒーを売るべきなのかをゴールにするのです。
収益が150万円の時にBePになるとします。
すると行動から計算するとPPCが450円の商品を売るので150万÷450=3,333杯、売る必要があります。
売上は500円*3,333杯は167万円となります。
どうでしょう?あなたの店で1か月、3333杯売れる時間見込みはありますか?
無いならその価格は間違っています。500円で売ってはいけないのです。
価格&個数調整
ビジネスは単価or個数のどっちかを上げるか、それだけなのです。
基本的に両方上げていきましょう。
一番ダメなのが単価を下げて、個数を増やすとすることです。所謂、価格競争です。これは大手に絶対勝てません。
ユニクロ・松屋に価格で勝てるはずないのです。ここで勝負しようとするから蟻地獄にはまっていくのです。
価格の決め方についてはまた違う章でお話ししたいと思います。
何を提供するのか?
施策の選定
※セグ=セグメント=業界の幅
コスト戦略はまず無理です。
例に挙げると「寿司ざんまい」はスリランカの海賊と契約しています。海賊のほとんどは漁師です。そこに目を付けたあの社長が直接海賊と契約し非常に安い流通で魚が入るからあの価格でやっていけるのです。
できますか?あなたに?まずここでの勝負はやめましょう。
差別化戦略はZARAが代表的です。
デザイン・品質のいいものを提供また自社で製造デザインを行います。
戦略的にはパリコレ等で流行りの服が出た→パクる→デザイン→製造→少し安く販売このような戦略です。
ここも個人が出ていくにはハードルが高いと思います。
集中戦略僕らが勝負するのはここです。それでは少し深堀りしましょう。
セグメントをまず狭く、一つに集中をまず考えましょう。
日本酒専門店にすれば大手チェーンより日本酒は安く提供できます。こうしてセグを狭めることにより価格を落とすという戦略
革製品のオーダーメイドで高く販売する。誰もできないようなコラボした商品を販売する。
こういった服ならTシャツ・パーカー・革ジャン等広くいくのではなくTシャツに絞りその中でも無地のみに絞る。そういう集中戦略が必要です。
絶対に利益率50%以上・店舗でも20%以上を守るようにして下さい。
施策の選定での必要スキル
お客様の比較対象
牛乳が欲しい時、徒歩5分のコンビニで買うor徒歩10分のスーパーで買う?皆さんどうでしょう。
スーパーの方が安いことは誰もが分かっています。しかし人はこの場合、近くのコンビニで買いませんか?
そうです。人は時間を買っているのです。
コンビニは価格ではなく便利を売っているのです。
それでは次にカフェを例に考えていきましょう。
皆さんカフェをコーヒーで選びますか?
コンセントの有無・雰囲気・ソファーがいい等で選んでないですか?
この付加価値があるなら価格を上げていいのです。要するに市場価格に合わさず付加価値を高めて価格を上げるのです。
自社のUSPの把握
例:ピザ屋さん
味は美味しいと有名なピザ屋で働いているバイトの子がピザの配達に行った。
すると届けるのが遅いとクレームを受けた・そのバイトの子はこれが初めてではなく何度か同じクレームを受けていた。
そこで店長に作るのを早くできないかと相談したが店長は美味しいものを作るのに時間はかかると一掃した。
そこでそのバイトの子は閃き、自分でピザ屋を開いた。
強みは【注文から30分以内に届けられなければピザ無料】
これが今あるドミノピザの始まりです。
お客様の早く食べたいというニーズから競合の味の強みは避け、スピードで勝負した結果が今のドミノピザです。
次にカフェを例にしていきましょう。
競合はお金をかけ内装をこだわり、リラックスが強みのカフェだとすると他のニーズ持ち帰り・BIGサイズを自社の強みにする。
それでは最後にまとめていきましょう。
〇BIGサイズのタンブラーをレンタル出来るようにする。
まとめ
誰に:コーヒーを持ち帰りたい人・大きいサイズが欲しい人
何を:ビックサイズの持ち帰り可能なコーヒーを
どのように:タンブラーのレンタルを行い、それを持ってくれば何杯でもOK
どう儲けるか:月々5000円+コーヒー以外の軽食を販売
以上

渡辺 祐司

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